未来へ歩み続ける東北カンパニー

2011年3月11日の東日本大震災から10年余り。東北地域ならではの食材や商品を作り続け、NewDaysやNewDays KIOSKの商品棚に東北の美味しさを作り届けてくれる東北カンパニーをご紹介。​

しみず食品株式会社 代表取締役 田中洋

しみず食品株式会社

主な商品:ふんわり小倉どら焼き

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代表取締役 田中洋

3月11日で東日本大震災から10年を迎えます。改めてこの震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
10年が過ぎた現在においても、まだ被害を受けた街の復興が道半ばであるという報道、失ったノウハウや売り上げもまだまだ回復には程遠い現実が目の前に広がります。この未曾有の大震災が皆さまの生活に与えた影響の大きさ、被災された方々の苦悩や犠牲になった多くの方々のことを忘れてはいけないという思いを新たにいたします。
しみず食品は「お客様と喜びと感動を共有する」という理念でここまで参りました。
この震災において弊社のブランドである「かぐら」を失い工場も失い、絶望の中彷徨う中、皆様の支援を経て新工場の設立、新しい「かぐら」の展開までこぎ着けることが出来ました。皆様には心より感謝しております。
昨今は地震をはじめ大規模な災害が多発しております。微力ではございますが、弊社も菓子を通じて改めて「お客様と喜びと感動を共有する」ことが出来るよう日々を紡いで参ります。この日々を風化させる事なく、社員一同皆様とともにある企業として邁進してまいります。

どら焼あんバター
どら焼あんバター
さいとう製菓株式会社 代表取締役 齊藤俊満

さいとう製菓株式会社

主な商品:かもめの玉子

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代表取締役 齊藤俊満

未曾有の被害を出した東日本大震災から10年の月日が経ちました。
弊社は、海沿いにあった本社社屋と一部工場が全壊しましたが、昭和35年のチリ地震津波での教訓を生かして山間部に建設した主力商品「かもめの玉子」の工場は地震により一部破損の被害はあったものの、1か月後には稼動させる事ができました。
当時は「この世の終わりだ」とまで思いましたが、全国の皆様からの暖かいご支援のおかげで、震災前と同じようにかもめの玉子をお客様へお届けする事ができるようになりました。
これからの10年間は、いただいたご恩をお返しする番だと思っています。昨年からのコロナ禍でも一定のお客様からのご支持をいただいており、厳しい状況ではありますが工場を稼働させる事ができております。再び「お客様に助けられている」事を実感しております。
このご恩をお返しする為に「安心」「安全」な製品をお客様へお届けする事が私たちの使命だと考えております。

かもめの玉子 Eたま5系
かもめの玉子
Eたま5系
水月堂物産株式会社 代表取締役 阿部芳寛

水月堂物産株式会社

主な商品:ほや酔明

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代表取締役 阿部芳寛

まずは東日本大震災からの復旧を遂げ、ほや酔明の製造メーカーとして事業を継続できていることを、ご支援いただいた皆様、沢山のお客様、社員全員、関わってくれた全ての方に感謝致します。
東日本大震災の際には、津波被害の大きさと、変わり果てた景色に圧倒され、事業継続を諦めようかとも思い悩みました。
製造工場もない、ホヤもない、これからどうすれば良いかわかりませんでした。
しばらくの間は避難所で情報を集めながら呆然と生活していましたが、お客様や友人から沢山の連絡をいただきました。

・商品を買いたいのだが、どこかで売っていないか?
・まだ事業は再開しないのか?
・商品の出荷再開を待ってるから、頑張って欲しい!

本当にありがたい連絡でした。そんな連絡を沢山いただくと、事業を再開しないわけにはいきません。
しかし、ホヤは出荷できる大きさに成長するのに、3年かかります。
在庫も全て津波で流失しており、工場を再建しても、主力商品が作れないのです。
そんな時、取引先から一本の電話がきました。
「宮城県産のホヤが、韓国に輸出されていて、韓国の冷凍倉庫に剥き身で20トンあるけど、買いませんか?」
値段も聞かずに即決で、買うことにしました。

これで作るものができた。やっと社会に価値を提供できる。そう思えました。
それからは急ピッチで設備を復旧し、同年の12月下旬に東北新幹線車内販売用のほや酔明を出荷できたのです。
今はお客様に商品をお届けできることが本当に嬉しく、これからも感謝の気持ちを商品に込めてお届けしたいと、強く思います。

ほや酔明
ほや酔明